堤が激闘の末にベルトを守った。高校時代からの友人である比嘉との一戦は、ジャッジ3人がいずれも114－114のドロー。勝利を手にできなかったのを悔やむ王者は、「比嘉が王者になっていても文句は言えない。何とか首の皮一枚つながった」と複雑な表情を浮かべた。

１１回、１２回は堤が激しいラッシュ。驚異的なスタミナで追いつめたが、比嘉も負けじとパンチを繰り出した。試合終了のゴングが鳴ると抱き合いながら、堤は「最高だよ、お前」と声をかけた。

ボクシングの世界バンタム級タイトルマッチ2試合が24日、東京・有明アリーナで行われ、世界ボクシング評議会（WBC）王者の中谷潤人（M・T）が同級6位のダビド・クエジャル（メキシコ）を3回終了間際にKOで下し、3度目の防衛を果たした。中谷の戦績は30戦全勝（23KO）。

プロボクシングWBA世界バンタム級王者の堤聖也（29＝角海老宝石）が”同世代の友人”対決に引き分けて辛うじて初防衛に成功した。高校時代から拳を交えてきた元WB… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム（nikkansports.com）

◇24日ボクシング WBAバンタム級タイトル戦（東京・有明アリーナ） 王者・堤聖也（29）＝角海老宝石＝が挑戦者の元WBCフライ級王者・比嘉大吾（29）＝志成＝と引き分け、同級王座を初防衛した。2020年9月にも対戦して引き分けた両者は9回にまず比嘉、次いで堤がダウンを奪い合う熱戦に。結果はジャッジ3者とも114―114のドローとなった。 試合終了とともに抱き合った堤と比嘉は、そのまましばらく離れ

世界ボクシング協会（ＷＢＡ）バンタム級タイトルマッチが２４日、東京・有明アリーナで行われ、王者の堤聖也（角海老宝石）が挑戦者の比嘉大吾（志成）と引き分け、王座を初防衛した。 ボクシング、堤聖也は引き分けで初防衛

プロボクシングWBA世界バンタム級王者の堤聖也（29＝角海老宝石）が”同世代の友人”対決に引き分けて初防衛に成功した。高校時代から拳を交えてきた元WBC世界フ… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム（nikkansports.com）

ＷＢＡ世界バンタム級タイトルマッチは王者の堤聖也（２９＝角海老宝石）が同級４位・比嘉大吾（２９＝志成）と引き分けて初防衛に成功した。 プロアマ含め過去３度の対戦経験がある２人の４年４か月ぶりの再戦は期待通りの熱戦となった。序盤から堤が低い構えから手数を多くしてペースをつかみにかかるが、比嘉も鋭い左フックを返して譲らない。