「女川は無事です」。東日本大震災の発生を受け、東北電力社長(当時)の海輪誠は出張先の名古屋から、急ぎ仙台の本店へ戻る途中で報告を受けた。2011年3月11日午後2時46分、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の国内観測史上最大規模の巨大地震が東北地 ...
発電実証――。次世代のエネルギー源として実用化への期待が高まる核融合において、今最も注目を集める言葉だ。これを世界に先駆けて2030年代に実施することを目指し、様々なプレーヤーが走り始めている。実用化の鍵を握るとされる発電実証について、国や事業者が議 ...
第9回「廃炉創造ロボコン」(主催=日本原子力研究開発機構、廃止措置人材育成高専等連携協議会)が2024年12月21日開催された。例年と同じく、原子力機構の楢葉遠隔技術開発センター(福島県楢葉町)が会場となった。東京電力福島第一原子力発電所の廃炉技術を ...
脱炭素や省エネなど、革新技術が一堂に/ENEXが開幕New 01/30 1面 洋上風力、施工船を建造/五洋建設、シンガポール造船と契約New 01/29 2面 関電工、フィリピン籍社員14人の成果発表/特定技能制度で受け入れNew 01/28 11面 ...
三菱重工業グループの三菱造船(東京都港区、上田伸社長)は、経営の軸足を造船からエンジニアリングに移している。LNG運搬船など多種多様な船の建造で培った経験やノウハウといった無形資産を生かして他社から船舶の設計を受託しているほか、船舶設計支援ツールの外 ...
中国電力鳥取支社(森田秀樹執行役員・支社長)は鳥取大学と連携し、小学生にSDGs(持続可能な開発目標)やエネルギーへの理解を深めてもらうための出前授業を昨年12月14日に鳥取市内で開いた。小学生と保護者16人が参加し、鳥取大生によるクイズを取り入れた ...
洋上風力発電が日本の電力供給を支える10、20年後の将来を見据え、新たな直流送電システムの技術開発が進んでいる。風況に恵まれる北海道や東北、九州に立地が増えていく洋上風力で発電した大量の電気を、遠く離れた電力の大消費地である首都圏や東海、関西地方へ、 ...
一般送配電事業者各社は電力系統の異常を早期に把握したり、シミュレーションの精度を高めたりするため、電圧や電流、位相といったデータをGPS(衛星利用測位システム)の時刻情報に同期させ、常時計測できる装置を2030年代前半から順次導入する。今後、HVDC ...
中国電力グループの中国計器工業(広島県府中町、佐伯正浩社長)は、10年後を見据えた中期経営計画「中計工ビジョン2035」を策定した。中核事業である計測・監視・制御・保守の各サービスを進化させつつ、地域マイクログリッドの運用サポートなどの成長領域に挑戦 ...
海洋研究開発機構(JAMSTEC)と産業技術総合研究所(産総研)は、メタノールを生成するバクテリアを世界で初めて発見し、そのメタノールを介した微生物の共生が天然ガス生成経路になっていることを突き止めた。メタノールは重要な天然ガス生成基質の一つ。どの程 ...
国土交通省は、建設技能者の処遇改善に取り組む企業を評価する仕組みの導入を検討している。適正な賃金を下請け事業者まで行き渡らせるよう、処遇改善に取り組む企業が競争上不利にならないようにするための措置。発注者、元請け、下請けの各企業に「技能者を大切にする ...
九電工は30日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)敷地内で、オンサイトPPA(電力購入契約)モデルの太陽光発電設備(約630キロワット)による電力供給を1日から開始したと発表した。九電工がオンサイトPPA事業を行 ...
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