全国がん患者団体連合会(全がん連)が実施した「高額療養費制度の負担上限額の引き上げ反対に関するアンケート」の結果、3日間でがん患者や医療者など3623人から回答があった。20代のがん患者からは「死ぬことを受け入れ、子どもの将来のためにお金を少しでも残す方がいいのか追い詰められている」などの悲痛な声が寄せられたほか、医師からも「経済的な理由で諦める人が増加する」などの懸念が挙がった。結果は、1月20 ...
物価や人件費の高騰、施工業者の人手不足などが病院建設に影響を及ぼしている。病院の施工は煩雑とされ、入札不調による計画の変更や断念に至った事例も出ている。千葉県船橋市は基本計画時の約2倍の予定価格で、市立医療センターの施工業者を募ったが、応札はなく、さらなる増額を検討。利子を含めた支払いが1000億円規模になる可能性も出ている。北海道岩見沢市は病床規模を縮小し、高松市は市民病院分院の移転新築を断念し ...
数年前からじわりじわりと認知度を上げてきた「退職代行」。医師の皆さまの周辺でこうした業者を利用して退職した事例を見聞きしたことはありますか?――Doctors LIFESTYLEが医師を対象に実施した、「驚きの退職」に関する調査結果をご紹介する本企画。今回は、退職代行会社を利用した事例についてご紹介します。レポートは医師兼医療ライターの滝沢 篤志です。
お金が無くて「バイトはなんでもやった」という医学部時代。大学を休学して南アジアへの放浪も経験。そんな大学生活を過ごした研修医が選んだ専門は、精神医療でした――卒業大学別に先生方をリレーインタビューする本企画。山形大学4人目は、精神科がご専門の新庄こころのクリニック院長・池谷龍一先生です。第2回目は、医学部生時代から研修医時代までのお話をうかがいます。
2025年に周年を迎える企業は15万5,167社、上場企業は404社。なかでも創業から半世紀となる50周年企業が2万1,468社、100周年企業が1,685社に上るそうです。*1みなさまにとって、2025年はどんな年でしょうか?今回は、2025年に移築100周年を迎えるホテル椿山荘東京の国指定登録有形文化財「三重塔」を祝う、館内レストランでのお食事プランや、ゆっくりと三重塔を楽しめるステイプランな ...
本来は絶対にやってはいけないカンニングですが、医学生時代若気の至りでやってしまった……という先生もいらっしゃるかもしれません。そんなカンニングにまつわるクスっと笑えるエピソードをお寄せいただきました。本連載では、現役医学生や医師の皆様からお寄せいただいた医学生時代の思い出のエピソードをKADOKAWAとのタイアップでお届けします。
1年目はなぜか毎週土曜日の夜に緊急手術に呼び出され、そのまま担当医になり、家に帰れるのも少しだけという日々が、半年ほど続いてしまいました。睡眠不足に陥り、日々上司に怒られ、自信喪失の日々でした。そんな中で泥棒に入られ、「人生は困難すぎる」と思うようになり、外科、ひいては医師を辞めようかと思いました。
前回、医師の先生方を対象に、2025年年始にたてた目標とその理由について、先生方にお聞きした調査結果をお届けしました。今回も引き続き、目標とそれに対する意気込みなどをご紹介します。
近年、人工知能(AI)の著しい進歩により、医療の様々な領域でAIを活用する取り組みが加速しています。特に皮膚科領域では、肉眼やダーモスコピーによる画像診断が重要な位置を占めるため、AIの画像解析能力との親和性が高いだろうと指摘されてきました。悪性黒色腫や基底細胞癌といった悪性腫瘍をはじめ、水疱性類天疱瘡、帯状疱疹、皮膚筋炎など、幅広い疾患の診断において、AIが早期発見・早期治療に寄与するのではない ...
そもそも、睡眠医療という概念は当時の医療にほぼ存在しなかった。しかも開業を目前に、私は大学病院の感染制御という新たな仕事を担うこととなり、強引にも仙台に住む形成外科医の妻を新たな診療所の院長として「代役」に立てることにした。
給与を銀行口座ではなく、従業員のスマホの決済アプリなどに直接振り込めることで大きな話題となった、給与のデジタル払い。デジタルマネーで受け取ったお金は、そのままキャッシュレス決済で買い物や送金に利用できます。国内初の対応サービスとしてPayPay株式会社が「PayPay給与受け取り」をスタートさせていますが、実際どのようなしくみなのでしょうか。
多くの人がSNSを使うようになった昨今、医療従事者の炎上も目立つようになった。m3.com会員に昨今の炎上事案について意見を募ったところ、「医療従事者として最低限の常識以下のことだ」「投稿者のリテラシーが低い」といった声が寄せられた。