白内障の手術件数は多く、さまざまな施設で行われていますが、施設によって非常に大きな差があるのが現状です。手術後に眼鏡を使わずに生活できるようなチャンスがあるのに、医師の裁量だけで「これまでの生活ができればいいだろう」と決められてしまうべきではありません。手術の主導権は皆さんにあり、術後の生活をより便利にするにはどういう見え方がよいのかを基準に選択肢が提示されることが重要です。 この連載により、多く ...