北海道大学の梅澤大樹准教授らは、フジツボなどが船底に付くのを抑えるのに役立つ素材を開発した。開発したのはアミノ酸が鎖のようにつながったペプチドの一種で、重金属を含む従来品よりも安全性を高められる。環境負荷を下げながら船の燃費を高められるとみている。フ ...
日本特殊陶業が主力の排ガスセンサーの技術を用いて水産関連事業に乗り出した。2025年度から子会社が、エビの陸上養殖向けのシステムを本格的に販売する。センサーを駆使して水質管理を徹底し、比較的安価に養殖できるのが特徴だ。排ガスセンサーでエース級の技術者だった大矢誠二(51)さんが転身して仕掛け人となり、食料自給率の向上にもつながる異分野への挑戦をけん引する。おおや・せいじ 1999年日本特殊陶業入社 ...