ニデックが2024年末、工作機械大手の牧野フライス製作所に同意なきTOB(株式公開買い付け)を提案するなど、大型M&A(合併・買収)の動きが注目されている。プリンター大手で小型の工作機械も手掛けるブラザー工業の池田和史社長は、今回の買収提案が「工作機械業界の再編の呼び水になる可能性はある」と語った。――ニデックの動きをどう受け止めていますか。「同意なきTOBに対する違和感が薄れてきた ...