鉛筆やボールペンを使っているときのような、「シャッシャッシャッ」とペンを走らせる軽やかな音が聞いていてここちよいです。すると、長いまつ毛や優しいほほ笑みがプラスされていき、女性を描いていることが伝わってきました。
Pen3月号『2025年に見るべき現代アート』の表紙を飾る絵画を手掛けたのは、1997年生まれの山田康平。彼が描く奥行きのある抽象的な絵画空間には、見る者の想像力を掻き立て、惹きつける力がある。学生時代から多数の展覧会や受賞を重ね、今年もさらなる飛躍 ...