SiCパワー半導体市場が、欧米を中心としたEVの減速や産業機器市場の低迷を受けて岐路に立たされている。新材料を用いたパワー半導体として脚光を浴びたのも束の間、足元では想定を上回るスピードで成熟化の波が押し寄せている。日欧米のパワー半導体各社は売り上げ ...
台湾のエピシルグループは、1985年に設立されたシリコンおよび化合物半導体のファンドリー。2015年にプレシジョンと合併し、統合後、デバイス事業のエピシルテクノロジーズ(漢磊科技)とエピ事業のエピシルプレシジョンという2つの独立した上場企業となった。
AI半導体、中国で新興企業続々誕生華為に続く有力企業も、生産キャパ確保が課題<br ...
2024年の半導体業界は、AI関連の分野が他の分野よりも好調であったが、25年もその動きは続けていくだろう。このような状況のなか、メモリー業界ではSKハイニックスが汎用DRAMの価格下落にもかかわらず、HBM(High Bandwidth Memory)の売上増加によって24年第4四半期(10~12月)の業績が四半期ベースで過去最高を更新すると予想されている。生成AI半導体市場の大きな成長により、 ...
磁性材料フェライトの工業化を祖業とし、独創的でイノベーティブな製品で躍進し続けるTDK(株)は、売上高2兆円超の世界屈指の電子部品メーカーとして圧倒的な存在感を示している。2024年度(25年3月期)には同社初となる長期ビジョン(10年後のありたい姿 ...
電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車といった電動車をはじめ、モバイル機器(ノートPC、タブレット、スマホなど)、電動工具、エネルギー貯蔵システム、ロボット、ドローンなど様々な用途で普及が進むバッテリー(蓄電池)。その市場規模は最も高性能なリチ ...
CHIPS法関連プロジェクト、支援額が続々確定新政権が新たな変化点に<br /> ...
2025年は、筆者が愛読している漫画『宇宙兄弟』の物語のはじまりの年である。主人公の南波六太が、弟で宇宙飛行士である南波日々人の計らいで宇宙飛行士選抜試験を受けた年にあたる。漫画の発売は08年、アニメが放送されたのは12年からで、筆者は当時アニメで宇 ...
年明け早々から講演ラッシュとなり、繁忙を極めている。そして、熊本から福岡へのロング取材サーキットツアーも始まった。どこへ出かけていても聞かれることは、ただ1つだけ。「新しい年のニッポン半導体はどうなる?」ということだ。 筆者が所属する電子デバイス産業新聞では1月17日に「半導体はどうなる2025」というセミナーを実行しており、詳しくお知りになりたい方はぜひともご参加を呼びかけたいと思う。稲葉編集長 ...