東京大学とNTTの研究グループは、省エネルギー性能の高いパワー半導体デバイスを開発した。次世代材料の窒化アルミニウム(AlN)を使う。鉄道や電力系統などの高耐圧用途の半導体として実用化を目指す。再生可能エネルギーや電気自動車(EV)の普及により、電気の電圧や周波数を変える「パワー半導体」デバイスの需要が高まっている。シリコンが一般的な材料で、炭化ケイ素(SiC)や窒化ガリウム(GaN)のよう ...
日本の圧延メーカーなどが海外資源大手に支払うアルミニウム地金の割増金(プレミアム)の2025年1~3月期交渉が1トン228ドルで決着した。24年10~12月期と比べ30%高く、約10年ぶりの高水準となる。中国からのアルミ材の輸出停滞懸念で欧米など各地域の割増金が上昇しており、国内にも波及した。割増金は圧延メーカーなどが資源大手からアルミ地金を買う際、国際指標であるロンドン金属取引所(LME)の ...