岐阜県中津川市のリニア中央新幹線トンネル工事現場の直上付近にある市道で、3センチを超える地盤沈下があったことが22日、JR東海の調査で分かった。路面の損傷は確認されていないという。同日開かれた地盤の専門家らによる県の委員会で明らかにした。
岐阜県中津川市のリニア中央新幹線トンネル工事現場の真上付近を走る市道で、3センチを超える地盤沈下があったことが22日、JR東海の調査で分かった。岐阜県では、瑞浪市の工事現場周辺でも地盤沈下が起きている。
JR東海は16日夜、リニア中央新幹線中央アルプストンネルでトンネル本体になる「本坑」の掘削が進む南木曽町内で観測している2カ所の地下水位について、掘削前と比べ「今のところ水位の変動はない」と説明した。同日、町内で開かれた対策協議会で初めて水位のグラフを示し、報告した。