【ニューヨーク=川原聡史】米航空宇宙局(NASA)は29日、無人探査機で小惑星「ベンヌ」から地球に持ち帰った試料に、生命をつくるもとになる有機物が含まれていたと発表した。生命の起源が宇宙に存在したとする説を裏付ける。日本勢は米国に先行し、別の小惑星「 ...
【ニューヨーク=川原聡史】米航空宇宙局(NASA)は29日、無人探査機で小惑星「ベンヌ」から地球に持ち帰った試料に、生命をつくるもとになる有機物が含まれていたと発表した。生命の起源が宇宙に存在したとする説を裏付ける。日本勢は米国に先行し、別の小惑星「りゅうぐう」から生命の材料を見つけており、この成果も補強する。研究成果は英科学誌「ネイチャー」と姉妹誌「ネイチャー・アストロノミー」に掲載された。