考案したのは、京都市上京区の橋村幸商店の橋村彰太社長(57)。京友禅のあらゆる工程をプロデュースする「悉皆(しっかい)屋さん」だ。職人と依頼者の意向を尊重しつつ、着物の色や文様などのデザインを決め、染め、仕立て、完成後のメンテナンス、仕立て直し・染め直しに携わる。